memo
日々雑感、ときたまミニSS。
忘れた頃に
こっそり名も無いSS投下(←
10日も経っちゃったよねまいったね。もうブツブツ切れてるからいっそ纏めてから改めてUPした方がいいんじゃないかとも思ったり。もしかしたら次はそうなるかも。
これから若干痛々しい展開になるかもしらんですが(汗)よかったらどうぞです。
でも連載形式、自分でも次どうなるか分からんからちょっと楽しいんだ…www
10日も経っちゃったよねまいったね。もうブツブツ切れてるからいっそ纏めてから改めてUPした方がいいんじゃないかとも思ったり。もしかしたら次はそうなるかも。
これから若干痛々しい展開になるかもしらんですが(汗)よかったらどうぞです。
でも連載形式、自分でも次どうなるか分からんからちょっと楽しいんだ…www
「アンジール!!」
そしてザックスがそう呼び掛けると、アンジールはふと気付いたかの様にその顔を上げる。
「―何…だ?」
「何だじゃねーよ!!さっきの話!!」
もう忘れたのかよ!?と俄かにいきり立つザックスに、アンジールはふっと場違いな笑みを零す。そして、
「忘れてはいない が、ちょっと、後にして くれないか」
「後って何でだよ!俺は今聞いて欲し―」
その語尾を言い終わる前に、ザックスはその時初めて彼の異変に気付いた。
1stの制服は漆黒。だからその『色』に紛れて気付かなかった。
彼の脇腹から流れ続け、その足元に溜まりを作る赤い血のその『色』に。
「すまない な、ザック ―」
そう弱弱しく言葉を発した直後、不意に傾いだアンジールの体をザックスは必死に受け支える。
「…ちょ、待てよ。冗談― だろ?」
しかしザックスのその問いにも、既にその声すら発する事が辛いアンジールの口からは荒い息だけが続くばかりで。
「…アンジールっ!!!!」
ザックスの彼を呼ぶその声だけが、戦地に響いた。
■続■
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