memo
おおお
片思いって いいよねv
『つづきはこちら』からよかったらー
シリアスなつもりはないけどシリアスくさいwwwwいやだなwwww
■Back of unrequited love■
「じゃあな、ザックス」
「おう!じゃあまたな!アンジール!!」
訓練が終り、トレーニングルームを出る時に、必ずザックスは、アンジールの背中を見送った。
バスターソードを背負ったその大きな背中。それが通路の角を曲がり、見えなくなるまで。
それからザックスは初めて大きく息を吐く。
しかしそれは、厳しい訓練から解放された安堵から出る溜息ではなく。
(―今日も振り返ってくれなかった なぁ)
…でも、そりゃそうだよな。ザックスは思う。
あいつに勝手な期待を抱いているのは自分。
あいつに勝手な感情を抱いているのも自分。
これは完全な、完璧な、俺の『片思い』なんだから。
いつからだろう、とザックスは思う。
あいつに。
それこそ、訳も無く、どうしようもなく、涙が出る程に恋していると気付いたのは。
(大好きだ、アンジール!!)
冗談めいたそんな言葉は何度も伝えてきたけれど、あいつはきっと知らない。
気付いてすらいないだろうな。だって俺達は『トモダチ』だから。少なくともあいつはそう思っているはずだから。
でも、それでも。
ザックスは通路の壁に背を預けると、一人苦笑しつつ狭い天井を見上げ、
そして再びあの『背中』を思う。
いつかあの広い背中に、真剣に、まっすぐに、心から。
「…大好きなんだよ アンジール…」
嘘のない言葉で、愛してるんだ、と伝えれば、
あいつは、振り返ってくれるのだろうか。
■おわーり■
IMAGE SONG 槇/原/敬/之:君/の/後/ろ/姿
しかし文章が劣化の一途を辿っているな…orz でもまあ元からか… ウワァァァァァァヽ(`Д´)ノァァァァァァン!